トレーディングカードゲームと僕

 

 

初めて手にしたTCG遊戯王

 

あまり詳細な時期は覚えていないがおそらく保育園の年中の時。保育園で仲良くなったユタカくんがお兄さんの影響で遊戯王カードを集めていた。

 

保育園が終わった後にそのままユタカくんのママの車に乗ってユタカくんの家に行き、ポケモンスタジアム2星のカービィ64をやることが多かった。そのとき遊戯王カードもよく見せてもらっていた。

 

友達が持っていると自分も欲しくなのはよくある話。僕も遊戯王カードが欲しくなり母親にねだったのだと思います。気がつくと僕は20枚くらいの遊戯王カードを持っていました。

 

僕もユタカくんも対戦のルールを†知らない†ので適当に並べてドカーンとか言って戦わせていました。あとはアニメ遊戯王の真似事をしてました。

 

当時持っていたカードも全然覚えていないが光っているカードのトライホーンドラゴンがエースだったことだけはなぜか覚えている

f:id:sailentsailen:20230807124521j:image

 

当時はまだTCGは黎明期だったはず。ポケモンカードはまだ裏が黒い頃だし、デュエルマスターズは2002年発売なのでまだ登場すらしていない。近年のようにTCGをやったことある世代が親になっているのとはわけが違い、意味不明なものを買わされていると母親は思ったことだろう。買ってくれてありがとう。

 

 

 

 

小学校に入学してからは遊戯王カードをやっている友人はまったく居なくなってしまった。僕のカードもどこかに行ってしまった。

 

 

小学5年生になった頃、ふと気がつくとデュエルマスターズが周りで流行っていた。小学校3年生の時から僕はコロコロコミックを毎月買ってもらっており、デュエルマスターズが連載されていたためマンガは読んでいたがカードは持っていなかった。なんとなく友人に誘われ、カードをたくさん持っていた友人からいらないカードをもらってデッキを組んで遊ぶことが多くなった。ベリーレア以上は一枚もないし当然5色デッキ。エースは緑神龍グレガリゴン。コモンなのにWブレイカー持ちでパワーも高いという救いのヒーローだった。

 

当時たしかクロスギアが登場した頃で拡張パック16弾(?)の魔導黙示録をクリスマスプレゼントで箱(24パック)買いしてもらった。1パック150円もするので、小学生の僕には月に2パック買うのが精一杯だった。箱買いしてもらった時のあの感動は言葉にできないものだった。

 

デュエルマスターズを始めたものの、ゲーム性を理解し楽しんでいるというよりは、ただ友達がやってるから一緒にやっているだけであり友達がやらなくなると僕もすぐにやらなくなってしまった。

 

時は流れ中2の冬

友達の家でモンハン2ndGを毎日やる日々を過ごしていたが流石に半年くらいやり続けたら飽きてきてしまい、ベイブレードをやりまくる日々が始まった。

 

このブログの読者の層から言えば当然ドラグーンが頭に浮かぶだろう。

 

f:id:sailentsailen:20240307223958j:image

 

 

だが残念、中2の俺たちが回していたのはペガシス

f:id:sailentsailen:20240307224206j:image

 

そう、家に眠っていた昔の爆転シュートベイブレード(プラスチックの奴)を引っ張り出してゲラゲラ笑っていたのではなく、当時最先端だったメタルファイトベイブレードを近所のジャスコのおもちゃ売り場で買いまくってきて対戦していた。

 

これはベイブレードあるあるなのだが、フライパンくらいの大きさのベイスタジアムで戦い、ベイブレード同士がぶつかるとスタジアムの外に吹っ飛んでブレーダー(俺たち)の足に当たる。これが骨の出てるところに当たるとガチで痛い。

 

当然僕はプラスチック時代の爆転シュートベイブレードもやっていたので、ベイが足に当たることの痛さは理解していたが、メタルファイトベイブレードのその威力は本当にケタが違った。

ガッッッッッッチで痛い。

 

中2にもなるといろいろと考察して最強のベイブレードを目指して友達と切磋琢磨、、、するはずだったのだが、リブラという当時1番重量のあるベイブレードがあまりにも結論過ぎてすぐに飽きてしまった。

 

 

ベイブレードに飽きてしまい、次に白羽の矢が当たったのがデュエルマスターズだった。

 

 

小6でギャラクシーボルテックスのフェニックス(ヴィーナス・ラ・セイントマザーとか)が出た頃に離れてから3年近く空白の期間があり、ニンジャストライクという謎の効果を持つカードが登場している時代に突如ワープして能力や効果を理解するまでに時間がかかった。

 

小学校の頃よりはお小遣いに余裕があったので近所のカドショでシングル買いしたりしてカードを集めて友人3人くらいと対戦を繰り返した。

 

友人に負けないように少しでも強くなりたくて、ネットでいろいろ調べているとカードキングダムというカード屋のサイトに有益な情報がたくさん載っており、初めてデュエルマスターズの真のゲーム性を理解し、デッキの組み方がわかるようになってきた。

 

最終的に全員ガチのレベルに到達して、近場で開催されるデュエルロードとかの大会に出場して上位に食い込めるくらいには強くなっていた。

 

僕はDM vaultというデッキレシピを投稿するサイトにバカほどデッキを投稿するのが好きでした。

 

 

カードキングダムとの出会いは僕の人生に大きく影響を及ぼしており、いけっち店長のような経営者を目指して、経営を学ぶために大学に行きたいと中3にして思っていた。

 

そのために、高校は大学進学に力を入れている進学校に行きたいと思い、進学校を受験し大学に進んだ。(気が変わって工学部に進学しましたが...)

 

 

https://cardkingdom.jp/dm/100/dm121.html

上記URLはカードキングダムのデュエルマスターズ研究所の中で1番好きだった記事。デッキレシピの記事ではなく、強くなるための考え方をレクチャーしている記事なのですが中学の時に読んで本当に衝撃でした。パワーの高いクリーチャーで殴るだけのゲームだと思っていたデュエルマスターズがこの記事を読んでから全く別のゲームに見えるようになりました。

 

 

時が経って、明かすことに恥ずかしい気持ちが無くなってきたので書くのですが、今は亡き旧ブログの記事を書く時はときどきこのザミジール方式を参考にしていました。

(※プテラポリZの記事でハルカとマサトを登場させたり、大学院生活の記事で塚地とスキー部を登場させたり等。じわるからというよりは読者の分身を文章に登場させたほうが伝えたいことが伝えやすいケースがあると考えて書いていた)

 

 

いけっち店長の発言で「カードの採用理由で"強いから"は理由になっていない」という言葉があるのですが僕は中学の頃からこの言葉が大好きです。

 

なぜ母なる大地を採用しているか

なぜフェアリーライフを採用しているか

なぜメガガルーラを採用しているか

なぜハバタクカミを採用しているか

 

強いから、は確かにそうですし、何も考えずに使っても確かにそれなりに強いのですが、なぜ強いのかという部分を言語化することに大きな意味があると思っています。

 

例えば母なる大地は(読み飛ばしてください)

①序盤に手札に来たキーカードをマナに置いても母なる大地さえあればいつでもバトルゾーンに出せるので、手札管理の負担と事故が減る。

 

②母なる大地は使用時にバトルゾーンのカードをマナに置いてからマナゾーンのカード枚数を参照するので例えば3マナしかない状態で唱えても4マナのクリーチャーを出すことが出来る等、本来より1ターン早く場に出せる選択ができる。

 

③たった3コストで進化クリーチャーも含めた相手のキークリーチャーをバトルゾーン外へ動かせる。

 

④シールドトリガーとして発動した場合、相手の召喚酔いしてないクリーチャーを選択してマナゾーンに送り、適当に何かを場に出せば召喚酔いするので勝利のプリンプリンと似たことができ、実質防御シールドトリガーとしても使える

 

⑤母なる大地の3コストを払う時、場に出す予定のクリーチャーをタップしていればマナゾーンに送ったクリーチャーはアンタップ状態でマナゾーンに行くので実は1マナ回復し実質2コストで使うことができる。

 

他にもあるのですがこのように強い点を一般論で言語化できた上で、今回のデッキにはなぜ採用しているのかという点まで説明できれば完璧と考えていました。

 

 

もうデュエルマスターズをやっていませんが、この考えはポケモン対戦で今も僕の根幹になっています。

 

 

実際構築記事を書く時にはホントはもっといっぱい書きたいことがあるんですが、本当に疲れてしまうので適当に妥協してしまってます。。

 

 

そのくせ、他の人の構築記事を読む時は細かいところが気になってしまうのですごく良くないというのを自分で感じてます。

 

「パオジアンの技構成は、守るは確定。あとはタイプ一致のつららおとし・・・〜〜〜」

 

と書いてあったりすると、何故パオジアンの守るは確定なのですか?というのが絶対頭に浮かんでしまいます。

 

誰かの記事には

「パオジアンはヘイトを集めやすいポケモンなので集中された時に守るを合わせられるとアドを取れるので守るを採用しています」

 

と書いてありました。ポケモンに絶対の正解はないので、理由が理解できるできないは人によって違うと思いますが理由を持って採用しているというプレイヤーが僕は好きです。

 

 

以上です。

最後まで読んでくれたマニアックな方、読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

レギュF版セグレアロー

 

 

 

構築経緯

1月初旬にPJCS予選の日程が発表された時点ではエンテイ+パオジアン(以降エンパオ)の並びが強そうだったのでそれを対策するところから考えました。

 

受けることでは無く、なるべく攻めでエンパオを崩そうと思いました。まず考えたのはエンテイの神速が1番やばいのでゴーストタイプのアタッカーで上から殴ることです。

 

ただし、隣のパオジアンの不意打ちが抜群で入ってしまっては元も子もないので不意打ちを等倍に抑えられるハバタクカミを採用すべきとかんがえました。

 

次にハバタクカミの隣に置くポケモンを考えました。真っ先に浮かんだのは臆病CS珠イーユイです。

 

ハバタクカミだけではチョッキエンテイの相手をするには火力が全く足りません。ダメ計的にメガネハバタクカミの災いの玉パワージェム+珠イーユイの熱風でチョッキエンテイがちょうど死にそうだったのでイーユイを採用することにしました。

 

ただし、珠イーユイが熱風する前にパオジアンのせいなるつるぎで倒されてしまうのでエンテイの神速ケアも含めゴーストテラスタルすることとしました。

 

 


ここまででエンパオに対して

ハバタクカミ→エンテイにパワージェム

イーユイ→ゴーストテラスタルして熱風

 


の動きを決定。

エンテイは何もせず倒れ、パオジアンは守っているかHP1になっているかのどちらかです。

 

 

 

 


2ターン目の相手の場は死に出しされた何か+パオジアンです。

 

 

 

ここでのこちらの動きは

イーユイ守る+ハバタクカミを適当に切る

 


が順当です。

ハバタクカミには適当に死んでもらって、先制追い風持ちを出すことができればパオジアンとのsが逆転して盤面が変わります。

 


※1ターン目にパオジアンが行動しており、こちらのハバタクカミ(準速135族抜き)より遅いことがわかっていた場合だけは

 


ハバタクカミ→パオジアン方向にパワージェム

イーユイ→みがわり

 


の動きがおもしろそうだと思いました。

前から追い風最終ターンに守る読みで押すみがわりが気になっていたこともあり、みがわりは採用して見ることにしました。

 

 

 

話を戻してイーユイの隣に死に出しする先制追い風役ですが

 


エルフーン

ヤミカラス

トルネロス

ファイアロー

 


の中からかゆいところに手の届くファイアローを抜擢しました。

 


えらいポイントとしては

・悪戯心ではないのでリキキリンとガオガエンに挑発ができる

ファストガードを覚える

・ハバタクカミのフェアリー技が半減である

です。

 


1つ目に関してはカミイーユイを使う上でトリルを決められるとパーティ壊滅なのでリキキリンに挑発ができる点がえらい。

リキキリン自体はうまく噛み合えばカミイーユイの圧倒的火力で倒してしまえばいいのですが、そう常に盤面を整えられるはずもないのでプレイングの負担軽減になります。

 


レギュEの頃はメンタルハーブクレセリアがトリル界の主流でしたがなぜか1月はリキキリンが覇権をとっており、しかもオボンか喉スプレー持ちがほとんどだったのでファイアローの挑発は効果的と踏んでいました。

 


さらに、ガオガエンに対してはすてぜりふを妨害できれば相手の盤面が悪くなり、イージーウィンを生むと考えていましたので積極的に挑発するつもりでした。

 

 

 

2つ目のファストガードについては言わずもがなしんそく、不意打ち、じんらい、グラスラ、ねこだましといった、選出されるポケモンに必ず1匹は持ってるだろう先制技を無効化できる点はリキキリンの躍進を見てもわかるようにやはり強いです。

 


ついでに、トルネロスの怖い顔やエルフーンのアンコールを咎められる点も重要で、特にエルフーンは1ターン目にお互い追い風した後、追い風をアンコールする動きが本当に鬱陶しいです。エルフーンと対峙した時は2ターン目にファストガードを押すか交代をしていました。

 

 

 

エルフーンにするかどうか最後まで悩みました。エルフーンはウーラオスの攻撃に耐性がある点とアンコールとわたほうしを評価していましたが、相手のハバタクカミの処理を考えるとファイアローになりました。

 

 

 

ちなみに、ファイアローの調整を考えるにあたって引っかかっていたのは相手の構築にエンパオがいたとして、残りの4匹の中にトルネロスがいた場合トルネ+何かで初手出されたら厳しいのではないかという点です。

 


つまり、エンパオが見えていてもカミイーユイを出しにくい構築が存在するということ。

 


その場合は初手にファイアロー+何かを選出することで補えるのではないかと考えました。

 


つまり、エンパオを出されてもいいし、トルネロスを出されてもいいようなファイアローの調整を考えることになります。

 


エンパオを選出された場合、エンテイのノマテラハチマキ災いの剣しんそくを耐えないことにはなにも始まりません。なのでこの時点でHBほぼ特化は決定です。

 


さらに、耐えたところでパオジアンのつらら落としも集中されていたら追い風する前に死んでしまいます。何がなんでも追い風を貼って、次ターン以降ファストガードしたりするためにもつららおとしも耐えて欲しいので先述の神速とその後のつららおとしまで耐えるためにオボンのみを持たせることにしました。

 

 

 

 


ファイアローの隣に置くポケモンとしてはレギュDで信用していた地面テラスタルセグレイブ

をチョッキで採用しました。以下の点を評価しています。

 


・追い風ミラーになった際、トルネロスのこがらしあらしが大ダメージにならない且つトルネロスをワンパンできる技があるので、追い風下で裏のアタッカーを死に出しさせないように適当にトルネロスを生かして、追い風最終ターンに倒す等盤面を調整しやすい

 


・1ターン目に追い風せずこがらしあらしをして2ターン目に追い風してくる鬱陶しいトルネロスがいるのですが、トルネロスをワンパンできる顔をしているので1ターン目から追い風しなければならない圧をかけられます。

 


・ガエン、オーガポン水、ゴリランダーといったはや流行りの御三家カラーの連中に地面テラスタルを切らなければ強め

 


・ハバタクカミのフェアリーを半減してくる炎、鋼、毒がことごとく地面弱点なので補いあっている

 


・最近は毒テラス等が主流で地面テラスタルは意表がつける

 


こおりのつぶてがハバタクカミの処理に便利

 

 

 

ここまでで

ハバタクカミ

イーユイ

ファイアロー

セグレイブ

 


までは決定しました。

 

 

 

ここまででガチトリルへの回答が足りないと考えました。特に、ねこだまし+トリックルームこの指とまれ+トリックルームは止められそうにないです。そこで隠密マント筋金入りブリジュラスを採用することにしました。

 


イーユイブリジュラスと並べてイーユイがゴーストテラスタルしながら行動すればどちらにねこだましがきても大丈夫ですし、ブリジュラスの不足しがちが火力をイーユイの特性が補ってくれます。テラスタルはステラで採用し、イーユイの悪波を受けようとするエスパータイプにはステラテラバーストがささります。

 


以前にカミイーユイでクレセリア破壊選手権をしましたが炎、水、フェアリータイプ等どのタイプにテラスタルされるかで頭を痛めていたので、ステラテラバーストの登場には感謝です。

 


なので猫トリルに対しては

イーユイ→テラスしてトリラーを攻撃

ブリジュラス→トリラーを攻撃

 


この指トリルに対しては

イーユイ→熱風

ブリジュラス→トリラーを攻撃(トリルを止めさえすれば勝てると思えばためらわずステラする)

 


という感じでトリパを破壊できるとイメージしました。

 


挑発や封印もトリル対策の手段ですが、相手が上手い場合にプレイングで捲られてしまう可能性があります。挑発したり封印したりしても粘られて挑発役や封印役が落とされて結果トリルを貼られてしまったりするので、理想はトリル役を倒すことだと思っています。

 

 

 

ちなみにブリジュラスの調整は火力を限界まで高めたいので控えめC252振りと隠密マントを持たせたい関係上、ペラペラの特殊耐久を晒しておくわけにはいかずD252振りとしました。

物理方面は元の数値が高いので振ってません。

 

 

 

ここまでで

ハバタクカミ

イーユイ

ファイアロー

セグレイブ

ブリジュラス

の5匹が決定

 


この5匹ではガオガエンの処理が遅そうだと思ったのでこのルール最大のインチキポケモン、水ウーラオスをスカーフで採用しました。

 


水ウーラオス意識で誘った草タイプにはファイアローイーユイセグレイブが弱点をつけるので、選出しなくても仕事をしてくれそうな気もしました。

 


これで6匹が決まりました。

(エントリー直前に6匹を決めてほぼ試運転無しだったので改善点がありまくりです。。)

 

■個別紹介

画像だけ貼っておきます

f:id:sailentsailen:20240206055857p:image
f:id:sailentsailen:20240206060835p:image
f:id:sailentsailen:20240206061812p:image
f:id:sailentsailen:20240206063039p:image
f:id:sailentsailen:20240206063035p:image
f:id:sailentsailen:20240206063030p:image

 

特筆するならオボンファイアローが偉すぎました。場持ちが良かったのでファスガの回数を増やしたり挑発を置いたりブレバの回数を増やせたのが強かったです。ハバタクカミの技は基本2耐えできる一方でハバタクカミ側はブレバ2発で死ぬのでハバタクカミの処理が楽でした。

欲を言えばウーラオスに刺す鬼火も欲しいところでした。

 

最後に入ってきたウーラオスですが、全く信用できず選出できなかったのでクッション性能がありつつ素早さのある水オーガポンあたりが正解だったと思いました。

 

ブリジュラスは正直汎用性を落としすぎているように思うので改善したいです。

 

 

 

PJCS2024予選第1回戦績

(相手レート 勝ち負け)

1590 ○

1500 ✖︎

1430 ○

1418 ○

1440 ○

1620 ○

1560 ○

1624  ✖︎

1659 ○

1637 ✖︎

 

1659✖︎

1477○

1485 ○

1639 ○

1654 ✖︎

1661✖︎

1585○

1511✖︎

1484○

1601○

 

1513✖︎

1557○

1506○

1706✖︎

1576✖︎

1480○

1555○

1550○

1540○

1649○

 

1582○

1638○

1670○

1626○

1637✖︎

1691○

1685✖︎エラー

1626○

1618○

1630○

 

1634○

1743○

 

30-12

レート1757.276

順位129位

 

抜けれたことに正直驚いています。

試運転してなさすぎて序盤で負けまくりましたが使い方がわかった後半で怒涛の連勝ができたので諦めずに頑張って良かったです。

 

 

 

 

 

 

僕の名前はウーラオスです

f:id:sailentsailen:20240130120839j:image

いまさらですが、ウーラオスってポケモンが絶対におかしいです。「おかしい」の部分を言語化していきます。

 

 

おかしいポイント①

〜守る無視が強すぎる〜

 

強すぎます。

9世代はテラスタルという仕様があるので守るが超強いです。守って様子を見てから行動することで謎のテラスタルジャンケンを一回後出しするチャンスができます。ウーラオスは守るを無視してしまうのでウーラオス側だけが一方的に「テラスタルジャンケン後出し様子見の権利」を持ってます。

 

場にいるだけでその権利が発生しています。片方のプレイヤーにだけ一方的にその権利が発生するんです。本当におかしい。

 

守るはテラスタル様子見に強いだけではありません。ターン稼ぎ、守る+交代による盤面作り、守る+行動による縛り解除、2連守るによるワンチャン、守る+追い風をして次ターンに総攻撃などいろんな場面で活躍する技です。

 

守る+何かで盤面を動かすことができないので、ウーラオスに縛られているポケモンは自動的に以下の3択を強いられます。

 

・死ぬ

・交代する

・受けテラスを切って耐えて行動する

(細かく言えばサイチェンするとか、この指とまれしてもらうとかもありますが...)

 

 

まあ、素直に死ぬ選択をすることは少なくとも試合前半ではあまりないはずなので交代か受けテラスになるわけなんで、す、が、

 

スカーフ水ウーラオスとかいうアホがとんぼがえりしてくるんですよね。シャルロッテみたいな名前の海外の大会の動画を全部見たのですが、スカーフウーラオスのとんぼがえりがインチキすぎる。インチキです、あんなの。

 

さっきの3択のうち、死ぬを選択しなかった場合は交代か受けテラスになるのですが、水ウーラオスに受け出ししようと思ったら草、水、ドラゴンタイプで受けるのが普通です。よくいるのはゴリランダーとか水オーガポンとかモロバレルとかゴツメを持ったイエッサンとかだと思います。

これらの後出しにとんぼがえりで交代してトルネロスとかガオガエンが出てくるのがほんとに強すぎ。

 

しかも、許せないのがウーラオスの水流連打を耐えるために一生懸命草テラスを切ったり草タイプを後出しするととんぼ返りが抜群で入ること。

 

水オーガポンがこの指とまれで水流連打を受けれますみたいな顔してますがとんぼ返り抜群なのがしょうもなさすぎる。

 

しかもしかもしかも!さらに許せないのが、守る無効のとんぼ返りが本当に強すぎる。とんぼ返り、ボルトチェンジ、捨て台詞は普通の交代と違って優先度0です。普通の交代は優先度+99の絶対先制ムーブなので後出しジャンケンをしてるのと一緒。しかもダメージを与えられたり、能力を下げれたりするおまけ付き。ただし、守られたり、技が無効化されたら交代できないというデメリットがあります。

なぜかウーラオスのとんぼがえりは相手が脱出ボタンを持っているというごく限られた場合を除き無効化できません。

 

とくに水オーガポンと対面している時にとんぼ返り安定の場面が多いのがさらにセコい。オーガポンは守る界最強の技ニードルガードを覚えるので攻撃をためらいがちですが、涼しい顔してとんぼ返りやインファイトが打てます。

 

 

とんぼがえりの話ばかりしましたが、アクジェ、水流連打、インファイトが守れないのも普通にやばいです。忘れがちですが不可視の拳はファストガードを無視してアクジェが打てます。1000試合に1回くらい役に立ちそうなので覚えておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おかしいポイント②

〜水流連打が強すぎる〜

 

種族値がカスい代わりに強い技もらってるポケモンっていたりするじゃないですか。

種族値がカスい代わりに強い特性もらってるポケモンっていたりするじゃないですか。

逆に種族値高いのに技がカスなせいであまり使われないポケモンっていたりするじゃないですか。

 

なんで600族なのに強い技と特性もらってんですか!

 

本題。威嚇無効ってだけでも腹が立つんですが、壁や能力変化も無効なのおかしくないですか。

 

常に安定した火力が出せてしまうので本当に受ける手段が限られています。

 

しかも、しかも連続技というのがまた意味不明。ゴツメや鮫肌といった逆風はあるものの基本的にはタスキ無視や身代わり突破などのメリットのほうが大きい。特に、あの忌々しいパオジアンのタスキを貫通して落とせる水テラス水流連打、なんて都合のいい技なんですか。パオジアンは範囲技がないと守る択が本当に鬱陶しいのですが、特性のおかげで穏やかな顔で水流連打を押せるのがやばすぎる。

 

さらにさらに、天候で威力が上がるのもインチキポイントです。特にトルネロスとのコンビネーションが本当にインチキ。

・ウーラオスの半端な素早さを補う追い風

・ウーラオスの邪魔をしてくる草タイプにこがらしあらしが抜群

・ウーラオスの水流連打の火力を上げるあまごい

・しかもあまごいするとこがらしあらしが必中になるというプラスのシナジー

 

 

あとはシンプルに技威力が高いです。

25×3×1.5=112.5なのでウェーブタックルよりちょい低いくらいです。これが命中安定ノーリスクで毎ターン使えます。なんなんでしょうか。

 

雨水テラス水流連打は受けてきた草タイプに半分入って次のターン水流連打で落とせちゃうみたいな火力してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

おかしいポイント③

〜テラスタルとの相性がいい〜

 

これはフェアリーテラスタルハバタクカミにも言えることなんですが、ウーラオスの水テラスタルは受けテラスと火力アップテラスを兼ねている点が強いです。水テラスタルすることでエスパー、ひこう、フェアリーの弱点が消えます。その上で水流連打の火力が上がるのがやばいです。無駄がないという言い方が一番適切でしょうか。

 

ハバタクカミもフェアリーテラスタルすることでゴースト弱点がなくなり、悪が等倍から半減になります。(ただし、しんそくが当たるようにはなってしまう等デメリットもありますが、、、)

 

 

 

 

 

 

おかしいポイント④

〜なぜか2種類いる〜

意味不明です。選出画面でどちらかわからないんですよ?!(メガリザードンもインチキくさかったですが)

 

ラストがウーラオスだった場合ゴリランダーの草テラグラスラでしばいて勝ちだなぁ、とか思ってると急に悪ウーラオスが来て真顔になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

ウーラオスおかしくない?使い得すぎない?

 

次回、対策編

 

 

 

 

 

nisaを義務教育に盛り込んでくださいなんでもしますから

f:id:sailentsailen:20231101054943j:image

ほぼ個人の勉強用です。

 

 

100万円分の株を買ったとします。

 

1年後にその株が130万円分になったとします。

 

その株を全て売ると30万の利益です。(この利益を譲渡益と呼びます)

 

実はこの30万円に対して税金が発生します。(副業での収入は年間20万を超えると課税対象です)

所得税15%と住民税5%と復興特別所得税0.315%の計20.315%が課税されますので

30万円×0.20315=60,945円が引かれ

利益は実質239,055円ということになります。

 

 

この課税の考えは株の譲渡益のみではなく、配当金に対しても同じです。

 

せっかく儲けたのに税金で6万円も引かれてガッカリしますね。

 

 

 

税金がかからなかったら素晴らしいのになぁ...

 

 

 

 

 

 

 

それがnisaです。

 

 

nisa専用の口座を開口してその口座を使用して配当金の受け取りや株の売買をすれば課税されません。株だけでなく投資信託も同じです。

 

 

 

 

 

 

ちなみに「年間20万超えなきゃいいなら全然余裕で課税されないのでは?」

と思いがちですが、課税のタイミングがミソになります。それは課税のタイミングが「利益が確定した瞬間」になるからです。

 

 

 

 

例えば

 

30歳から60歳まで毎月1万拠出したとすると

1万×12ヶ月×30年=360万円です。

 

投資信託の利回り相場は3%〜10%ですのでそのうち最低の利回り3%と想定してもこの360万円は積立開始から30年後に

 

578.7万円

 

になります。

(ググれば出てくるので利回りシュミレーターを回してみてください)

 

すると運用益は218.7万円になります。

 

 

我々一般ピープルの投資は長い期間(30年以上)ほったらかしておくことによってやっとそこそこのプラスになってきます。長年運用し、いざ投資信託を売却して換金というその瞬間に利益が確定することになります。

 

するとどうでしょうか。

 

218.7万円×0.20315=442,867円が税金で引かれてしまいます。

 

nisa口座でこれを運用しているのであればこの44万円は徴収されずに済みますので、nisaはありがたい制度ということになります。

 

 

ただし、nisaは非課税期間が最大20年(つみたてnisa)という制限がありました。したがって、さっきあげた例はありえない話になってしまうわけですが2024年から始まる新しいnisaでは非課税期間の上限がなくなって永久に非課税できるようになりました。

 

 

 

 

 

nisaと同列に語られるものとしてidecoがあります。ideco厚生労働省が所管の私的年金です。公的年金と異なり加入は自由です。idecoは日本語にすると個人型確定拠出年金です。

※ちなみにnisaは金融庁所管の制度

 

 

以前の記事で企業型確定拠出年金について触れましたが、その個人型です。

↓以前の記事↓

https://sailentsailen.hatenablog.com/entry/2023/07/27/124959

 

拠出する(金を出す)のが企業か、個人かの違いです。個人型とは平たく言えば自分の金を投資しますというだけです。

 

idecoの大きな特徴として節税効果があります。

30歳から65歳まで毎月1万円拠出を想定します。年間12万円を拠出することになりますがこの12万円分は課税所得から除外されます。そのため、その分の節税効果があります。その効果は35年間で約84万円分になります。

 

所得税、住民税一律10%

※30歳時点年収550万でシュミレートしてます。

 

 

運用益+節税効果分がidecoでの利益になってきますが一方で諸費用がかかります。

 

①新規加入費用 2,829円

②月々手数料

 国民年金基金連合会 105円/月

 信託銀行 66円/月

 口座管理手数料 0〜数百円/月 相場320円

③現金受取手数料 440円/回

 

月々の手数料を35年続けるとどうなるか

105+66+320=491円/月

491円/月×12ヶ月×35年=206,220円

 

一応ここに新規加入費用を足すと

2,829円+206,220円=209,049円

 

この額がidecoを利用する上で出費となってしまう金額になります。

 

これに加えて、idecoとして拠出したお金は60歳以降にならないと引き出すことができないという制約があります。

 

この2点のデメリットだけを取り上げてidecoはデメリットしかないと謳っているサイトが散見されます。

 

60歳以降でしか引き出せないことは確かにデメリットですが、それを理解した上で利用するのであれば20万9千円の出費はあるものの84万円分の節税効果があることは確かなので運用益がなくとも63万円分は得する計算です。

 

これにプラスして運用益が乗ってきますのでデメリットしかないは流石に嘘です。

 

 

ちなみにnisaは

・諸手数料が不要

・拠出が課税所得から控除されることはない

・いつでも引き出し可能

 

となっています。

 

私見ですが

 

ideco

金額面でのメリットは大きいが長期で見る必要があるため存在を忘れるくらい放っておくものとして老後の資金作りとしてどっしり構えて投資するのに向いている

 

nisa

 idecoに比べると金額面でのメリットに劣るがいつでも払い出せるメリットがあるため住宅購入や学費等、目的に合わせて投資するのに向いている

 

と考えます。

 

両方やるのもありだと思います。

 

 

ただし、これらに手を出す前に現在の勤め先の

 

・退職一時金

・企業型確定拠出年金

確定給付企業年金

 

の金額をよく確認することと

 

・企業型確定拠出年金の購入商品の確認

 

をすることをオススメします。

 

認識の間違いがあったら教えてもらえるとうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無名雑魚の歩み2

一部脚色がありますし、既出内容多めです。

 

高校受験を無事に終え、高校の入学式まで特にやることのない暇な春休みを過ごしていました。

 

リビングの親のPCで親のいない間にネットサーフィンするのが唯一の生き甲斐で、高校生になるにあたり、高校生のうちどのくらい人がキスをしたことあるんだろうか、とか、どのくらいの人が交際してるんだろうかみたいなことをYahoo!知恵袋でひたすら調べてました。

(※小4から中3まで好きだった優子とは別の高校に行くことがわかっていたため優子のことはあきらめていました。)

 

ちなみに、親がいない間にしかネットサーフィンしなかった理由は親にそんなことを調べているのがバレたら恥ずかしいからなのですが、検索履歴や閲覧履歴でモロわかりだったことに気がつきました。

 

それからは親に見られたくないことを検索するときはかなり不便でしたがPSPのブラウザで見るようにしました(ガラケーの時代なのでスマホはない)。当たり障りのないことは継続してPCで見ていました。

 

ある日、いつものようにPCでネットサーフィンをしている時にEvery Little Thing(以後ELT)のDear My Friendという曲の動画にたどりつきました。聞いたことのある曲ではありましたが、曲名やアーティストは全く知りませんでした。親が90年代JPOPを車内で無限に流していたのでその時に聞いていたのだと思います。

 

https://youtu.be/MTaYGTO_ELs?feature=shared

 

この曲がけっこう良いなと思い、ELTの他の曲のPVを片っ端から見ていきましたが知っている(聞いたことある)曲ばかりで、「あ、これってこの人達の曲なんだ」という点と点が繋がった感じがなんとなく感動したのと、ボーカルのビジュアルと人柄に惹かれてELTにドハマりしました。それからはひたすらPVを見る日々になりました。

 

f:id:sailentsailen:20231003202619j:image

ハチミツキンカンのど飴のcm

 

 

そんな中ついに入学式を迎えました。同じクラスには中学の同級生は1人もおらず、本当に友達0からのスタート。小中はほぼメンバーが変わらなかったので初めての境遇にとても緊張していました。入学式は体育館で行うので体育館に移動し、大量に並べられたパイプ椅子のうちの1つに座りました。このとき、体育館にはほぼ一番乗りで移動しており後から入ってくる一年生の波をぼーっと見ながら待っていました。

 

その波の中にELTのボーカルにすごくよく似ている子を見つけました。もう一瞬でその人のことが気になり始めました。仮名をカオリとします。

その時のカオリの印象はおとなしそうだなぁという印象でした。

 

残念なことにカオリは違うクラスでした。部活も、私はバスケ部でカオリは弓道部だったので全く接点はありません。かなしいなぁと思ってました。

 

 

それからしばらくして高校に入って初の定期テストを迎えました。中学の時はほとんど授業を聞いていただけで学年1桁だったので同じノリで臨んだら360人中225位でした。中学よりも周りのレベルが高いし、授業の進みや科目数も中学より早いし多いので同じでは通用しないんだなということはこの時理解できました。

 

 

進学校特有なのかどうかわかりませんがテストの成績上位者が全教科集計後に廊下に貼られました。私は論外なのでどうでもいいやって思ってたのですが、なんとなく見てみるとカオリが6位でした。すげぇ、なんだこの人。

 

カオリと同じクラスにバスケ部の友達がいたので噂で聞いたのですがカオリは帰国子女で英語が最強にできるみたいでした。か、かっけえ。しかも英語だけじゃなくて全教科ちゃんとできる。

 

一度も話したことがありませんでしたがもうカオリのことが超超超気になっていました。

 

とはいえ、特に接触もなく時間だけが過ぎました。私は高1にしてバスケ部の友達から麻雀を教えてもらってしまい、部活後に最終下校時刻を無視して部室で麻雀しまくっていました。

 

最終下校時刻を過ぎると門が閉まってしまうため毎回自転車をみんなで協力して持ち上げて門の外に出し、門を乗り越えて下校してました。何度か先生に見つかりましたが本当に運のいいことにいつも逃げ切れました。

 

成績は当然右肩下がりで1番ひどい時には360人中330位を叩き出してしまいました。驚くことにこんな順位でも麻雀メンバーの中では1番上でした。一方、同じクラスにはバスケ部のメンバーが2人いたのですがその2人は成績がよく、30位くらいにいたので私はゴミのような扱いを受けてました。

 

 

そして2年生になりました。2年生からは文系理系でクラスが別れます。1〜4組が文系、5〜9組が理科。私もカオリも理系でしたが今年も違うクラスでした。

 

2年生になっても成績はひどいままで、2年生最初の定期テストは理系200人中170番でした。順位について焦りの感情はなかったです、だって勉強を全くしてないのですから。まあ当たり前だよなぁって思ってました。勉強しててこの順位なら焦りますが。

 

このテストの結果を見せたとき、ついに親にブチ切れられました。その日はガミガミガミガミネチネチネチネチしつこいので私も頭にきてしまいました。本当に本当に本当に本当に本当に怒りの感情100%になって、ある決意をしました。

 

 

そんなに言うなら勉強していい順位とってそのうるせえ口を黙らせてやるよ。と決心しました。この決意は親には言ってません。ギスギスした以上は必死に勉強している姿を見られるのも嫌でしたし、必死に勉強していることがバレてるのも嫌でしたし、なんの気配もなく突然いい順位を取って見返したかったからです。

 

ふざけ半分を装いながら次のテストで30位以内に入ったら2万円もらう約束を取り付けました。無理だろって笑われました。

 

決意の理由は親を見返すこと以外にあと2つありました。

 

1つ目はバスケ部内で1番成績の良かったA君がテスト返しの時にいい気になっているのが気に入らなかったのでその鼻を折りたいと思ったこと。

 

2つ目は成績上位者が貼り出されるシステムなので普段常連の奴らをさしおいて突然私が1位になったら世界をひっくり返したような気分になれるし、カオリに認識してもらえるかもしれないと思ったこと。

 

目標は1位。

 

全ての時間を勉強に注ぐために必要なモチベーションは揃ったのでテストの成績返却のその日から、次の定期テストに向けた私の密かなテスト勉強が始まりました。

 

 

部活終わりにやっていた麻雀は「わりい、帰らんといかん」とか訳の分からんことを言って全部断り、親に勉強していることを悟られないために21時まであいてる公共施設で閉館まで勉強する日々がスタートしました。帰宅時間は麻雀してた頃と変わらなかったので、親には今日もバカ達と麻雀しとったとか言ってごまかしてました。

 

帰宅したら飯食って風呂入ってELTの曲を聴きながら22時に寝る。これの繰り返し。

 

けっこうだらしない性格なので授業でもらったプリント類はぐっちゃぐちゃにするタイプなのですが、ポケットがいくつもあるファイルを買って科目ごとにちゃんと整理し始めました。新たな習慣は、自分は今までとは違うんだぞという気持ちのサポートになりプリントが整理できるようになったこと以上にこのとき効果があった気がします。

 

 

いよいよテストが近づいてきました。テストが近づくにつれ、勉強時間確保のため家でもこっそり勉強するようになりました。以前に私がキレたことがあり、親が私の部屋に急に入ってくる心配はないのでおそらくバレません。

私の高校ではテストの2週間前からは日々の勉強時間を記入する紙が運用され、2週間分記入できる紙が毎朝配られるので前日の勉強時間を記入したらすぐ回収という形で1日ずつ書き足していきます。

 

配る時に前の席の人が自分の紙だけ取って残りを後ろの席に回していくありがちなシステムなので他の人の紙が見れてしまいます。

 

だいたいの人は2週間で50〜60時間くらいだったのですがその時の私は100時間を超えていました。※記入するのは"学校以外"で勉強した時間です。

 

定期テストの際には各教科でテスト課題として問題集の何ページから何ページをノートに解いて提出しなさいといった課題が出されます。だいたいこれもテスト2週間に課題範囲が発表され、1年生の頃の私なら前日に答えを見ながら丸写ししてギリ提出みたいな感じでしたが、この時は違います。

テストの2週間前なんて全教科のテスト範囲の問題集をほぼ解き終わっています。ここからテストまでの2週間は問題集をすでに全部一周やってみた上で解けなかった問題や難しい問題を対策するフェーズと考えていたのでそこに時間を使いました。

 

 

そしてテスト当日。

緊張はありませんでした。むしろこんなにテストが楽しみだと思うことは初めてでした。全教科そこそこできました。

 

 

1科目ずつテストが返却され、思ったより点が伸びていないことに萎えました。

 

 

そしてついに順位発表の日

私は15位でした。

 

 

テストの順位を親に見せました。

親はあまり表情を変えませんでしたが、悔しそうにも嬉しそうにも見えるなんともいえない表情をしていました。

 

私は約束どおり2万ちょうだいと言いました。2万円を本当に払うことになると思っていなかった親は無言でヘソクリの封筒から2万円を抜き取り私に渡しました。

 

ちなみにバスケ部内での成績は1位でした。

いつも低い点数の自慢をしあっていた麻雀メンバーは引いてました。A君をわからせることもできました。

 

とても気分が良かったのですが、心残りもありました。1位という目標は達成できませんでした。仮にも市内で1番偏差値の高い高校だったので上位の人達はバケモノじみており、これは勝てないなと思ってしまいました。

 

カオリに認識してもらえたかどうかは不明です。

 

 

 

時は流れ高2の夏休み

バスケ部の友達の家に部活メンバーでお泊まりイベントをしました。

当然夜更かしをするわけですが、なんとなく王様ゲームがスタートしました。(※女バスはいません。男だけです)

 

好きな人を発表する的な指示が多く、中学の頃から何も成長していない私は「(絶対言いたくない、どうしよう、、、)」とビクビクしていました。

 

無常にも私は好きな人発表することになり、バスケ部全員に私がカオリのことが好きだとバレてしまいました。死にたかったです。

 

ただ、なんとなくなにかが吹っ切れたような気がしてカオリにメアドを教えてもらうことにしました。(本当に意味がわかりません)

 

ある土曜日、決行しました。

その日はバスケ部も弓道部も朝から部活があり、だいたい半日で終わる部活がほとんどなので弓道部も昼に帰るだろうからそこを狙うことにしました。自分の部活が終わるとさっさと片付け、カオリが通るのを待っていました。一度も話したことすらないのです、待っている間は緊張し過ぎて一生来ないでくれとすら思いました。

 

ついに、カオリが友達と2人で歩いてきました。

 

私「あの、カオリさんメアド教えてもらえませんか」

 

カオリ「え、な、なんでですか?(すごく怪訝そうな顔)」

 

私「あの、実は前から綺麗な人だなぁと思ってて」

 

 

 

 

 

 

 

なんかメアド交換してもらえました。

 

 

 

 

 

 

メールをしているとカオリはジャンプの漫画をよく読んでいるとのこと。私はジャンプ漫画を全く読んでいませんでしたが友人に無理言ってディーグレイマンを貸してもらって話題にしてました。

 

 

残念ながらあんまり盛り上がる感じにはならず、学校でもそれ以来一度も話せませんでした。

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無名雑魚の歩み

 

中学の時、3人の女の子から告白されました。

 

 

1人目 ハルカ

中1の時でした。

ハルカは同じ小学校でしたが、一度も同じクラスになったことはありませんでした。私の中学校は私が通っていた小学校出身の生徒が99%を占めており、同じ学年にいた約100人が9年間を一緒に過ごしました。当然ハルカのことも知っていました。

 

ハルカは背が高く、明るく、運動が得意な子でした。めちゃくちゃ足が速くて男子より速かったので特に目立っていました。運動会では確実に選抜リレーの選手だし、校内マラソン大会では絶対5位以内にいました。

 

知ってはいたけどほとんど話したことはなく、中1で同じクラスになって席替えで私の前の席がハルカになった時によく話すようになりました。

わざとあくびをしまくって目に涙を溜めてどっちが先に涙を流せるかとかくだらないことをして遊んでいました。大馬鹿なことに授業中もそれをやっており、涙を流せた私は早く自慢したくて前の席のハルカの背中をツンツンして報告したりしていました。先生にバレて私のせいでハルカまで怒られていました。

 

ある日、ハルカから手紙をもらいました。どこでどんなふうにもらったかは覚えてないのですが、それはラブレターでした。

 

私は違うクラスにいた優子という女の子のことが好きだったこともありハルカは友達としか思っていませんでした。というか、優子のことが好きでしたが時々話をしたり、遠くから見ているだけで幸せだったので付き合いたいとか2人きりになりたいとかは思ったことがなく告白しようと思ったこともありませんでしたし、付き合うってことがなんなのかもよくわからなかったです。

 

加えて、中学の色恋沙汰は周りからすごく茶化しの対象になります。私はそれがすごく苦手でした。だから優子のことも遠くから見ているだけにしようと思っていましたし、時々話せたりしたらラッキーくらいに思ってました。

 

ハルカから好意を伝えられた私でしたが、どうしたらいいのかわかりませんでした。ハルカのことは友達として好きでしたが、正直告白に対する感情は「無」でした。

 

結局私はハルカに返事ができませんでした。

ラブレターをもらったあと、ハルカとの関係の変化については覚えていません。よく話す友達のままだったのかギクシャクしたのかすらわからないです。

 

今思えば本当に取り返しのつかない申し訳のないことをしたと絶望すらします。きっと勇気を振り絞って気持ちを伝えてくれたはずなのに私はその気持ちに、その勇気に対等に応えられませんでした。幼さゆえ仕方なかったのかも知れませんが時々思い出しては胸が締め付けられます。

 

 

 

 

 

2人目 アユコ

中1の時でした。

アユコは小柄でしたがめちゃくちゃ元気な吹奏楽女子でした。クラス内では男子から1番人気のある子でした。

 

アユコとは小学校も何度か同じクラスになったことがあり、そこそこ話す仲でした。

 

多分夏頃だったと思います。席替えでアユコと隣の席になりました。1番窓際の1番後ろ。当時放送していた山Pと長澤まさみ主演のプロポーズ大作戦というドラマをお互い見ており、その話でいつも盛り上がっていました。

 

ちょうどその頃、学校行事でキャンプがありました。キャンプの班は席の近い人達で構成することになっていたのでアユコとは同じ班になりました。班員は5人で男2女3でした。私じゃない方の男子はクラス1おとなしく引っ込み思案な子だったので女子が私ばっかり頼ってもう1人の男子の10倍くらい働かされました。キャンプのことはそれ以外あんまり覚えてなくて、当時学級委員だったのでキャンプファイヤーの準備や進行をさせられて余計に忙しかった気がします。

 

 

キャンプが終わって席替えし、席が離れましたがアユコが勉強を教えてくれって私のところによく来るようになりました。アユコは学年100人中10番台で成績がいいほうなので、教科書とか問題集の例題見りゃお前ならわかるだろって思ってましたし、先生や仲良い女子にでも聞けばいいのになんでわざわざ聞きに来るのかなって思ってました。もしかしてアユコは私のことが好きなのかな?ってこの頃少し思ってました。

 

 

季節は流れて冬。12月の定期テストで私は親とある約束をしました。それは、学年5位以内に入ったらケータイを買ってもらうというもの。当時はクラスの3〜4割の人がケータイを持っていました。やっぱり、ケータイを持っていて帰ってからもメールや電話をしてる人達がなんとなく羨ましくて私もケータイがほしくなっていました。

 

無事に5位以内を達成し、ケータイを買ってもらいました。一生懸命自分のメアドを考えたのが懐かしいです。私のケータイに対する認識は、放課後に友達の家に遊びに行ったりするときの連絡手段という認識だったのでよく遊ぶ同じ部活の友達にしかケータイを買ってもらったこともメアドも教えていませんでした。学校にケータイを持っていくのは禁止だったのでメアドを書いた紙を学校で渡して登録してもらいました。

 

そして、ある日突然アユコからメールが来ました。なにやらテンションの高い文面でメアド聞いたぜよろしくみたいな感じでした。アユコは中学に入学した時からケータイを持っていました。どうでもいいですがアユコが誰からメアドを入手したのかはいまだに不明です。

 

メールしているうちに私の家で遊びたいと言い出しました。それ自体はなんとも思わなかったので私の家でスマブラをときどきやってました。私と2人だけで遊んだことは一度もなく、絶対私の友達とアユコの友達を含んだ4人で遊んでました。なぜそうなってたのかは全然覚えていません。

女の子が家に遊びに来てたことに対して母親が茶化してきたのが死ぬほどムカつきました。そのせいでアユコ達に当たってしまったこともありました。ガキで本当にごめん。

 

雪が降ってめちゃくちゃ冷え込んだある日、家のインターホンが鳴ったので玄関に行くとアユコが立っていました。アユコは上手に包装した手作りのチョコレートを渡してくれました。チョコレートを渡すとアユコはすごい勢いで去ってしまいました。チョコレートを渡す行為の意味は理解していましたが私は応え方がわかりませんでした。

 

後日メールで改めて告白されました。ここでも私は応え方がわからず結局アユコに返事はできませんでした。

 

今思えば本当に取り返しのつかない申し訳のないことをしたと絶望すらします。きっと勇気を振り絞って気持ちを伝えてくれたはずなのに私はその気持ちに、その勇気に対等に応えられませんでした。返事をどれだけ待っただろうか、3/14をどんな気持ちで迎えただろうか、考えると気が狂いそうになります。幼さゆえ仕方なかったのかも知れませんが時々思い出しては胸が締め付けられます。

 

 

 

 

3人目 ミサ

中1の時でした。

ミサは小6くらいの時に転校して来た子で、他の子たちとは違って知り合いがまだ少ない子でした。一方、テニス部に所属していて日焼けが健康的で活発なスポーツ女子でもありました。

 

私は野球部だったのですが、野球部のグラウンドとテニス部のコートが隣合っており、お互いの様子がよく見える環境でした。休憩の時などは同じ水道を使うのでそのときに時々話す仲でした。お互いの先生や先輩の愚痴をたまたま言い合ったことがあってそれから話すようになりました。クラスも同じでしたが、教室で話すことはあまりなかったです。

 

ある席替えでミサと隣の席になりました。これがきっかけで教室でも話すことが増えました。

科目によっては授業中に小テストがありますが、解き終わったら隣の人と交換して採点をし、採点したら返すというのが私の中学校のシステムでした。私は大抵満点だったのですがミサが「たきなヒーローまた小テスト満点なんだけど、めっちゃすごくない?」って周りによく言ってました。当時は気分がいいなぁくらいにしか思ってませんでしたが、今思うと一生懸命持ち上げてくれてたのかなぁって思ったり、あるいは単純に驚いてただけなのかなぁって思ったり。

 

隣の席になってから、なんとなく部活中にミサが野球部のほうをじーっと見てることが増えた気がしました。他の子は日陰とかで休憩してるのに明らかに1人だけ野球部を見てる。どうしたのかなぁと思ってました。

 

 

ある日、それは突然のことでした。

教室での休み時間中、隣の席のミサが

 

ミ「たきなヒーローって好きな人いるの?」

 

た「い、いないよ(大嘘&びっくり」

※中1というこの繊細な世界で、好きな人がいるだなんてこと言えるわけがありません。と私は思ってました。今思うと不思議ですね。

 

ミ「そうなんだ」

 

た「う、うん(動揺」

 

ミ「野球やってる人ってさ、かっこいいよね」

 

た「そうかなぁ。(もしかしてミサは野球部に好きな人がいるのかなぁ)」

 

た「ミサは野球部に好きな人がいるの?」

※中1は心の声が口から出る生物なのです

 

ミ「うん、そうだよ」

 

た「え、そうなんだ!もしかしてA?」

※Aは学校で1番モテてた運動神経抜群人望最強フルスペックイケメン。

 

ミ「違うよ」

 

た「B?」

ミ「違う」

 

た「C?」

ミ「違う」

 

・・・

 

た「じゃあKか!あと言ってないのKだけだもん」

ミ「違う」

 

た「え???」

ミ「まだいるじゃん」

 

た「うそ?A.B.C.......いや、全員言ったぞ」

ミ「まだ言ってない人いるって」

 

た「.........................................?!」

 

た「...............俺?」

ミ「うん」

 

た「」

 

 

 

 

本当にびっくりしました。

何が起こったのかわかりませんでした。

 

 

このあと、はっきりと告白されました。

しかし、私は応え方が分からず困惑していました。

 

 

結局私はミサに返事ができませんでした。

ミサとは結局ギクシャクしてしまったことだけを覚えています。

 

今思えば本当に取り返しのつかない申し訳のないことをしたと絶望すらします。きっと勇気を振り絞って気持ちを伝えてくれたはずなのに私はその気持ちに、その勇気に対等に応えられませんでした。幼さゆえ仕方なかったのかも知れませんが時々思い出しては胸が締め付けられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

アニメの見過ぎで昔のことを最近よく思い出すのですが、本当にひどすぎて嫌になります。

 

もし今の脳みそのまま当時に戻れたら、、って何度考えたか。

 

ただ、もう過ぎてしまったことはやはりどうしようもないです。やりきれない思いと過ごすしかありません。

 

きっと、当時とてつもなく悲しくつらい思いをさせてしまったであろう分の罰なんだと思います。

 

 

 

 

 

 

アラサーの栄養

f:id:sailentsailen:20230917104553p:image

いい歳になってきたので栄養に気をつけています。ラブコメからしか得られない栄養があることに気づき、アニメとマンガを何個か見てきたのでここにまとめます。オタクのみなさんには私が未視聴のものでオススメがあればぜひ教えて欲しいです。

 

※今回は私の独断と偏見でラブコメ要素があると思ったものを記載してますが、ラブコメがメインではない作品もあります。例えばサマータイムレンダはdアニのタグ的には「ホラー/サスペンス/推理」と「青春/ドラマ」です。

※未完結のものを含みます。

 

 

・アニメで見たもの

五等分の花嫁

カッコウの許嫁

彼女、お借りします

彼女もカノジョ

その着せ替え人形は恋をする

四月は君の嘘

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない

やがて君になる

好きっていいなよ。

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

やはり俺の青春ラブコメは間違っている

転生王女と天才令嬢の魔法革命

響け!ユーフォニアム

山田くんとLv999の恋をする

アオハライド

ホリミヤ

とらドラ!

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。

サマータイムレンダ

スキップとローファー

私の百合はおしごとです!

好きな子がメガネを忘れた

君に届け

月がきれい

Just Because!

多田くんは恋をしない

ReLIFE

君は放課後インソムニア

orange

ちはやふる

Citrus

クズの本懐

 

・マンガで読んだもの

さくらんぼシンドローム

ノ・ゾ・キ・ア・ナ

君の膵臓をたべたい

聲の形

ハニーレモンソーダ

恋せよキモノ乙女

春待つ僕ら

ささやくように恋を唄う

みどりのとまり木

藤原くんはだいたい正しい

あのコのトリコ

 

 

・特にオススメ

 

①やはり俺の青春ラブコメは間違っている(全38話:完結済)

f:id:sailentsailen:20230917103930j:image

ぼっち男子高校生と才色兼備クール女子高校生の話。クール女子の感情の変化は特に貴重な栄養素です。

 

 

四月は君の嘘(全22話:完結済)

f:id:sailentsailen:20230917103936j:image

天才ピアニスト男子中学生とバイオリニスト女子中学生の話。ダーク目な話もありますがそれが苦手じゃないならオススメです。最終回に照準を合わせたストーリーに泣きました。1期OPも秀逸です。

 

 

ノ・ゾ・キ・ア・ナ(全13巻:完結済)

f:id:sailentsailen:20230917103945j:image

アパートでお隣さん同士の大学生の話。主人公(男)が壁の穴に気づいてのぞくと、隣の女子大生のセルフプレジャーを見てしまい。。。。ただのエロマンガだと思って読み始めましたがストーリーが良く、常にドキドキする展開です。

 

 

オススメお待ちしてます。